ウェブとお店と広告と。

たとえば、Yahoo!JAPANが有名でYahoo!電話帳を知っているとしても、Yahoo!クーポンYaoo!チラシ情報の存在を知っている人は、あなたの周りに何人いるでしょうか。
広告掲載を考えたことがある経営者や従業員は、「そこに掲載することで、何人が見てくれるのか?」を第一に考えます。次は、見てくれたなら何人がお店に来てくれるのか。最終的に、いったい何人が来れば広告掲載費の“もと”が取れるのかを考えます。(業種によって単価は さまざまですが、私が経験ある業種では5万円の広告費ならば、お客さんが5人以上は来ていただく必要があります。)
掲載媒体は、大きく分けて 紙かウェブかですが、紙の場合は読者層が決まった出版誌によって効果が違います。また、掲載する業種によっては、ページをめくって探すことを求められる雑誌への掲載よりも、新聞紙風のフリーペーパーのほうが手軽に読めて、なおかつ家に持ち帰り食卓に置いてもらえたりもします。
媒体がウェブの場合は、紙媒体のように条件が変わることはありませんが、ずっと同じ雑誌を読んでくれるのとは異なり、気軽に検索(浮気;)できることで、むしろサイトが運営しているサービスの知名度が重要になります。
近年、類似した広告サービスが増えてきて非常に混沌としたウェブ業界になっているので、ウェブに掲載完了するも販促のフォローなしでは、いずれ掲載を解除されてしまいます。これからのありかたは、

  • 「お客に対して、サービスの利用方法を促すためのサービス」(ココで買いたい)
  • 「お店に対して、サービスの利用方法を促すためのサービス」(掛け捨ての広告費は不満)

この2段構えのサービスが必要になってくるのではと思います。業種によってもウェブ利用との相性は異なるでしょうが、『楽天(市場、トラベル)』や『じゃらん』などのサービスが、この導入が うまいなぁと思います。